京都祇園暴走 容疑者 てんかん [ニュース]
京都祇園暴走 藤崎晋吾容疑者 てんかん患者
時は 4月12日午後1時すぎ
場所 京都市東山区大和大路通四条の交差点に信号無視の軽ワゴン車が突っ込んだ
事故内容 横断歩道を渡っていた歩行者を次々とはねた。
歩行者の40代から70代の男性2人、女性5人の7人が死亡。
20代から80代の男女計11人が負傷した。
容疑者 軽ワゴン車を運転していた京都市西京区桂朝日町、
会社員 藤崎晋吾容疑者(30)は病院に搬送された後に死亡。
現場は京都有数の繁華街・祇園の一角で、近くには八坂神社や劇場「南座」がある。しだれ桜の名所の円山公園もあり、花見客で通常より人通りが多く、騒然となった。周辺の道路は午後7時近くまで、5時間余り通行規制が敷かれた。
京都府警は、自動車運転過失致死傷容疑で捜査し、13日に藤崎容疑者を司法解剖して調べる。 今後の捜査で明らかになるが、藤崎容疑者の薬物の影響とうも含めて原因究明が必要だ!
藤崎容疑者の姉(34)は、本紙の取材に「弟にはてんかんの症状があり、運転を控えるよう家族で話し合っていた」と話している。
京都府警は関連を調べる。
てんかんの症状・特徴
脳の中では、神経細胞が電気信号でお互いに連絡しあい、常に調和の取れた活動をしています。しかし、何らかの拍子で、その電気信号の調和が乱れてしまうと、意識を失ってしまったり、体を大きくガクンガクンさせるような痙攣が起きたり、急に動きが止まったりといった症状が出現します。このような発作を繰り返し起こすことを「てんかん」といいます。
子供から大人まで、幅広い年齢層で発症することがありますが、てんかんの80%は18歳以前に発症します。ただ、近年では高齢化に伴い、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などに伴うてんかんの発症も多くなっている。
そのような、持病を持ちながら、申告をせずに免許の更新が行われていた可能性が有る。
藤崎容疑者は2001年5月に普通自動車免許を取得。大きな事故はなく、今年3月5日に更新し、てんかんは申告していなかったという。
藤崎容疑者は、京都市東山区の藍染め販売会社の従業員で12日午後、社有車で中京区方面に商品配達に出掛け、直後に事故を起こしたとみられる。
京都市内の東西を通る主要道四条通との交差点で、赤信号を無視し、横断歩道の歩行者を次々とはねのだ。
車は、そのまま衝突を繰り返しながら、市道をさらに北上。200メートル先の電柱に衝突して停止した。
京都府警によると、四条通との交差点に入る前にタクシーと接触事故を起こしている。
交差点での事故との関連を調べている。
平成14年の法改正により、「発作が再発するおそれがないこと」を条件に可能になった。
しかし、てんかん患者の自動車免許取得に関して、てんかんの病状を隠して免許を更新する不正がたびたび問題となっている。
以前にもてんかんの持病を持つ患者が、大きな事故を起こしている。
栃木県鹿沼市樅山(もみやま)町の国道293号で18日朝、集団登校中の同市立北押原(きたおしはら)小学校の児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、自動車運転過失傷害容疑で逮捕された同県日光市大沢町、運転手柴田将人容疑者(26)が、栃木県警の調べに対し、「持病の発作を抑える薬を飲み忘れていた」と供述している。
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